許せない様子

毎日、何気ない生活をしていたとしても腹立つくらいに許せないことがたくさんあるのではないでしょうか。

許せないレベルが高ければ高いほどイライラして、ついには爆発してしまうというわけです。

そういうときに限って、考えないようにしようと思っても勝手に頭によぎるため、余計に腹が立つものです。

そこで今回は許せないことが多すぎて、ストレスで爆発しないためには何をするべきなのかをお伝えします。

そもそもなぜ許せない気持ちになってしまうのか

普通に生活をしていたとしても、何かがきっかけで許せないという気持ちになってしまうことがあります。

他人によるミスで許せない気持ちになる

誰かと一緒に過ごしていると、ささいなことでその人のミスが気になってしまう場合があります。

それは自宅で家族に対してもそうですし、仕事をしていれば同僚や部下、上司などあらゆる人に対して許せない気持ちになってしまうことでしょう。

そのミスが大きくて、何度も繰り返されているようなものですと、余計にイライラしてしまい許せない気持ちになってしまうものです。

悪口や誹謗中傷に許せない

暴力はぜったいにいけませんが、いまだに言葉の暴力がまかり通っている時代でもあります。

たとえば、本人の見えないところで悪口を言ったり誹謗中傷をしたりが該当します。

とくにSNSなどの匿名による誹謗中傷は、近年大きな問題になっており法改正も視野に入れられている状況でもあります。

たしかにどんな人でも、自分に向けられた悪口や匿名からの誹謗中傷は耐えられるものではありませんし、許せないという気持ちになるのも無理はありません。

ウワサを流される

当の本人が何も知らずに、嫌な情報が拡散されてしまうことがあります。

それがウワサです。

みなさんも、ウワサのひとつやふたつくらいはしたことがあるはずです。

しかし、良いウワサであればいいですが、悪いウワサを広められてしまった場合許せないという気持ちになってしまいます。

そういうときに限って、発生源がまったくわからないため余計に許せなくなってしまうというわけです。

セクハラやパワハラなど

どんな会社でも、男性もいれば女性も働いています。

しかも毎日長い時間を同じ空間で過ごすこともあり、家族のように接しやすくなってしまうものです。

そういうこともあってか、セクハラやパワハラを罪の意識もなくやってしまう人がいるのも事実です。

セクハラやパワハラをやるほうはストレス発散目的かもしれませんし、好意で動いているのかもしれません。

しかし、やられた側としては一生心に残る深い傷を負ってしまうこともありますし、度が過ぎれば許せないと思ってしまいます。

昔とは違い、コンプライアンスが厳しくなってきてセクハラやパワハラは、なくなりつつありますが、まだまだ消滅しないのが現状です。

競争における許せない

人は、競争をしなければならないことが多々あります。

学生のころは運動会で競ったり、社会人になっても成績で競ったりしなければなりません。

みんながみんな、正々堂々と競い合えればいいですが、なかには不正をしてなんとか勝ち取ろうとする人がいるのも事実です。

まじめにやっている人からすれば、不正をしている人を許せないと感じてしまうものです。

許せない感情をそのまま放置した場合におきうる現象

許せないという気持ちは、ただの感情でしかないため生活に支障があるわけではありませんし、病気になるわけでもないかもしれないと思ってしまうかもしれません。

しかし、そんな気持ちが続けばどういうことがおきてしまうのでしょうか。

実は不健康になってしまう

許せないという気持ちが長引くということは、その間はかなりのストレスを感じているに違いありません。

ストレスが続くと精神的に大きな負担がかかってしまうため、うつ病などの病気になってしまう可能性があります。

また、ストレスによりお腹の調子が悪くなってしまい食事もままならなくなってしまいます。

毎日が楽しくなくなる

どんな人でも、毎日楽しく過ごせたらとても嬉しいのではないでしょうか。

しかし、許せないことがあれば頭にそのことがずっと残ってしまうため、嫌な気持ちで過ごさなければなりません。

また、許せない度合いが強くなればなるほどストレスとなり、楽しいどころかツライ日々を過ごすことになるでしょう。

悪口や誹謗中傷をされたのなら相手を恨む時間が増える

悪口や誹謗中傷を自分に向けてされてしまうと、とっても嫌な気持ちになってしまいます。

しかも誰が言っているのかも、出どころも解らないことが多いため余計に悩んでしまうというわけです。

それもあってか、見えない相手に対して恨む時間が増えてしまいます。

許せないと思ったときにやるべきこと

許せないと思う気持ちがずっと続けば、精神的にも肉体的にもしんどくなってしまいます。

では、許せないと思ったときに何をすればいいのでしょうか。

許せないと思う出来事があっても受け流すことも大切

普通の生活をしているだけで、許せないと思うことが多々あります。

しかし、ひとつひとつを気に過ぎていたら、ぜったいに体がもちません。

極端な話かもしれませんが、許せないことがあっても自分が死ぬわけではありません。

もしかしたら自分にぜんぜん関係ないことで、許せないと思っているのかもしれません。

そういうときは、さらっと受け流すことで余計な考えごとをしなくてもよくなります。

誰かのミスで許せないと思ってもお互いさまと思う

他人のミスは、強烈に記憶に残ります。

しかし自分はどうでしょうか。

毎日ミスなく完璧に過ごせている自信がありますか。

きっと、そんな完璧な人間は存在しません。

自分の1日の行いを考えてみると、なにかしらでひとつやふたつくらいはミスをしているはずです。

それに対して、怒ることも許せないと思うこともないはずです。

ですから、他人のミスもお互いさまという考えを持つようにすることが大切です。

ハラスメント系は協力者を集める

どんなハラスメントでも、絶対に許せるものではありません。

ただ立場が弱い人になればなるほど、ハラスメントを我慢しがちです。

それは絶対によくないですし、ハラスメントを平気でする加害者には罰を与えないといけません。

これは自分だけではなく、他の人にも影響する恐れがあるためです。

もしハラスメントで悩んでいるのであれば証拠を残しつつ協力者を集め、法的手段を考えるようにしましょう。

あえてその場から離れてみる

その場所にいてイライラしたり、許せなかったりするのであれば、無理してそこで立ち止まらなくてもいいのではないでしょうか。

たとえば自宅であれば、その場から離れて落ち着くことも必要ですし、仕事であれば同僚や上司などに相談して改善するように訴えかけることも大切です。

また、仕事で毎回許せないことが続き精神的に持たないと感じたのであれば、転職してその場から離れてみてはいかがでしょうか。

許せないのまとめ

世の中は不思議なことに、許せないと思うことが多々あります。

それは普段の生活の中でもそうですし、TVのニュースを見ていても思ってしまうものです。

しかし、すべてのことを気にしすぎてしまいますと、毎日息苦しいですし楽しく過ごすこともできません。

もちろん、絶対に許せないことは徹底的に解決するまで戦うべきですが、そうではないことは受け流すようにしましょう。