
今回は、「論語」と同じくらい重要かつ代表的な古典である「老子」について勉強をしてみたので、そのことについてです。
天下みな美の美たるを知るも、斯れ悪のみ。みな善の善たるを知るも、斯れ不善のみ
要は、世間がいう美とか善とかいうものは、確かに正しい。・・というわけではない
つまり、それにとらわれるのは間違いである
こうすべきだという考えもよくないと思います
上善は水の如し
水のように争わないのが、善い
他人と競争して、倒していく。のではなく、人と比べないで、かつ自分なりに考えていくことが大切
自ら見わさず、故に明らか、自ら是とせず、故に彰わる
わざわざ自分を見せつけようとしたり、自慢するのは、よくない
なぜならメリットがないから
自分の”正しさ”というものも、証明しようとするのもよくない
これも、メリットがない
大事なのは、自慢したり、正しさを証明することではなく、自分が楽しむこと
足るを知る者は富む
満足することを知ることが真の豊かさ
感謝の気持ちをもって取り組んでいく
柔弱は剛強に勝つ
なんだかんだ柔軟な思考といいますか、第三者からみたら弱弱しい?思考のほうが大切
たとえば、屈強な思想を持つ”完璧主義者”と、自分の不完全な部分もうまく受け入れて、一歩一歩進んでいく者とでは、どちらがうまくいくのか。
千里の行は、足下より始まる
「まず一歩」踏み出すことがすべての始まり
一歩一歩やっていくことが大事
一歩一歩「土台」を作っていく。というようなイメージ
何かどでかいことをするのではなくて、現実と真正面から向き合ってコツコツとやっていく
「今」できることを集中して行っていく
多ければ即ち惑う
Aも欲しい、Bも欲しい、Cも欲しい…という感じで欲張ると、むしろ疲れる
向上心を持って、妥協しないのは、大切だと思うが、欲張るのは良くない
大事なのは、感謝の心をもって取り組んでいくこと
また、「満点」をとろうとするのではなく、70点や50点でOKとしてやっていく
道の道とすべきは常の道にあらず
幸福は常識の中からは生まれない
名誉や地位をゲット=幸福。ということでもない
大事なのは、自分の直感に従うこと
・・・というような感じで「老子」で印象に残ったところについてでした
とにかく
- わざわざ自分の正しさを証明しようとはしない
- 争わないで、学んだり考えていく
- 自分の個性にフォーカスをする
- 常識ではなく直感で動いていく
- 何事も「土台」が大事
- 50点でOKとする
- 感謝をしながら行っていく
…というようなことを意識しながら行っていきたいと思いました
また老子を読み返しながら、自分なりに実践をしていきたいと思ってますw
とにかく人と比べるのではなく、自分の「個性」というものを意識しながら行っていってください