
シチュエーション別に…
当たり前と言えば当たり前なのですが、同じ職場でも、様々なシチュエーションというものがあります。
毎回毎回、同じメンバー、同じ作業、同じ商材、同じエリア・・・というわけにはいきません。
なので、”シチュエーション別に”マインドセットというものを述べてみたいと思います。
年下に…
“年下からの指示・命令に従わなければならない”という状況の場合。そんなに気にならない、あるいはなんか嫌だ!…と感じる場合があると思うのですが、そこで大事な教えというものがあります。それは
「敏にして学を好み、下問を恥じず、是を似て之を文と謂う」
という教えです。
学ぶのに、年齢は関係ない…という意味の教えです。むしろ、そういうのを気にせずに学んでいくことが大切だということです。
なので、相手が年下で、指示を受けるのがなんか嫌だなぁ…と感じたら
下問を恥じず、下問を恥じず、下問を恥じず
・・・
・・・
・・・
と心の中で唱えるようにしていますw
でも、これでも、「なんかきついなぁ~」と感じる場合もあると思います。そこでもう一つ重要なマインドセットがあります。それは、
「職場は”あくまで”働く場所である」
というマインドセットです。
「あくまで働く場所」なので、相手の年齢は”本質ではない”ということです。自分はこれを「あくまで思考」と勝手に呼んでますw
自分に対して指示を出す人の年齢、あるいは自分が指示を出す相手の年齢というものは”本質ではない”。あくまで”働くこと”が本質で ある…ということです。
なので、
「下問を恥じず+本質は何か?」
というマインドセットで対応をしてみてください。
わからないことを聞く場合…
何かわからないことがある。あるいは、やることが終わり次の作業がわからない…場合は。
これは有名ですね。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」
ですw
わからなかったら、聞けばいいwということです。
なのですが!!!
ここで重要なポイントがあります。
それは、聞くときに「甘えた感じ」で聞くと大変なことになるということです
たとえば、次の作業を聞くとき
「すいませぇ~~~ん、あのぉ~~~、おわったんですけどぉ~~。」
みたいな感じで聞くと、大変なことになるというか、足元をすくわれますwとにかく気まずい感じになりますw
自分もこんな感じで聞いてしまってきまずい感じになりましたw
なので、聞くときは「甘えた感じで」聞くのではなく、あくまで「真剣な態度で」聞くことが大事です。
甘えた態度は足元をすくわれる。だから、あくまで真剣勝負。これが大事です
嫌な人への対応…
一緒に作業する、あるいは指示を受ける場合、その人が自分の苦手で嫌な人だったら、そりゃぁ好きな人に比べたらきついにきまってますよね。てゆうか、これがむずいわけなんですよね。
そこで、自分の苦手な人に対しての対策の強力なテクニックをお伝えしたいと思います。
それは、
「その人の「背景・事情」にフォーカスをする」
…というテクニックです。
つまり、その人”そのもの”を意識するのではなく、その人の”立場” ”背景” ”事情”を考えてみる…ということです。
たとえば、嫌な人がいたら、
「あぁ、なるほど。この人はこーいう「立場」だから、こーいう対応をしてるんだな。おそらくこーいう「事情」を抱えてて、この先もこーだから、こーなんだろうなぁ」
…みたいな感じですw(ひどい文になってしまいましたがw)
その人の性格にフォーカスをしてしまうと、「チキショウ!」となってしまいますが、その人の「事情」にフォーカスをすることで 寛容になれるといいますか、肝心の作業に集中もできるようになります。
その人自身ではなく、その人の”背景”にフォーカスする…というテクニックを活用して、作業をしてみてください。
根本は…

シチュエーション別に様々なテクニックや考え方を述べましたが、”根本に”持っておいてほしい考え方があります。
それは、
「働くこと=修行である」
という考え方です
これが根本にあるからこそ、さまざまなテクニックといいますか、対処ができるというわけです。
しかも、本当に”働くことで”自分の脳力を鍛えることができます。
「艱難汝を玉にす」
という教えもあります。
なので、きついなと思ったら、そもそも仕事は修行である、艱難汝を玉にす…というのを思い出して、業務を行っていってみてください。