ただ好かれようと…

今回は、”ただ好かれようとすること”について考えてみたいと思います…。

Win-Win?

「7つの習慣」には、Win-Winで考える。と書いてあります

で、なるべく嫌われないように、個性をおさえて、好かれるようにする

・・というのは、果たしてWin-Winになるのか?

という風に考えてみたのですが、これはどちらかというとLose-winになるのではないか?と思います。。

個性をおさえてるわけなので、Win-Winではやはりない…と思います

なので、ただ好かれようとするというのは、Win-Winというものにあてはまらない。そう考えますと、ただ好かれようとするのは むしろ効果的でない。といいますかリスクであると言えると思います。

アドラーさんも

心理学者アドラーさんも

個性を発揮しながら、共同体に貢献する。両立は可能

とおっしゃっています

なので、ただ好かれようとする「だけ」ではなく、「両立」させるように自分なりに考えていくことが必要だと思います

自分も…

で、実は自分もただ好かれようとしていた時期というものがありました。それも結構長期間です。

・・で、どうなったか?といいますと、

なんだかんだ上手くいかなかった

…です。ある意味自分の体験が証明?してしまいました。。

すごい抽象的な表現になるのですが、徐々に徐々におかしくなっていった・・といいますか、むしろ「こっちのほうがリスクだな」というような感じになりました

論語にも…

また、「論語」には、このように書いてあります

過ぎたるは猶及ばざるがごとし。

・・・なので、好かれようとしすぎると、むしろ良くない。ということだと思います

ある意味絶妙な答案だと思います。

もちろん

もちろん、なんといいますか「個性」を重視して、意図的に相手に対してなにかをしかけたり、わざわざ傷つけようとするのは、論外です。これはもちろんよくないです。

が、私たちは、

どーやったら、うまく「個性」を発揮して両立をさせることができるだろうか?

・・といったことを考えないといけないのでは。という風に思います

で、そこでおすすめしたい本というのがあります。

エマーソンの「自己信頼」という本です。

あとは、心理学者アドラーさんの本も学習をしていくとなお良いかと思います

相互依存状態だが

・・というような感じで、「ただ好かれようとすること」に対してでした

「すべてのものは相互依存して存在している」

という教えの通り、他者との関係について考え、学んでいくことが必須であると思います。しかしそれは自分の個性を「封じ込める」ということではない。むしろそれはリスキー。であると思います

なので、コミュニケーションや心理学を学んでいきつつ、自分の個性というものを大事にしながら行っていってください