青年の大成を

今回は、安岡正篤先生の「青年の大成」を学習して、印象に残ったことについてです。

「先ず」は

とにかく「先ず」行わなければならないこととは何なのか?

それは、知識を取り入れて技能を高めていくこと。ではなくて、”自分自身”を省みること。

…です

先ずは自分自身にフォーカスをしていくこと。が大事だとおっしゃっていました

なので、とにかく自分自身について考えてみる。考える「時間」というものをとっていこうと思いました。

まずは自分について考える。でそこからスタートをする。というようなイメージです

頭が良いとは

“頭が良い”というのは、どーいうことなのか?…ということについてはこのようにおっしゃっていました

それは

すぐれた情緒の持ち主であってこそ頭が良い

…です

つまり、どのような知識があるのか?ではなく、どのような情緒を持っているのか?ということです

で”すぐれた情緒”というのは、謙虚さ、向上心、感激性、そして学ぼうとする意欲。といったものを指してると思います

向上心と感激性をもって、謙虚に自分の成長のためにどんどん学んでいく。…というような心構えで行っていきたいと思いました

忙しいというのは…

現在はとにかく忙しい。なので忙しさで自分自身について考えるというのは、どうしても「後まわし」になってしまう。

だけど忙しい時代だからこそ、何とか工夫して自分について「考える時間」というものをとる。ということが重要だと思います

また、努力をする人にとっては、多忙というのは、(努力が)できない原因にはならないとおっしゃっていました。

むしろ、

多忙大いによろしい。

このようにおっしゃっていました。

大事なのは、多忙をむしろチャンスととらえていくこと。多忙の中でも、少しずつでもいいので、できるように工夫をしていくこと。

…ということだと思います

自己陶冶

とにかく人間は、自分自身を鍛錬する自己陶冶というものが必要である。

と繰り返しおっしゃっていました。

これは、自分の経験を振り返ってもそうなのですが、鍛錬・陶冶という「努力」をしないと、なんといいますか、小手先のほうに走ってしまうといいますか、「素直」なメンタリティで学習ができないといいますか。・・・というような感じで「ぶれてしまう」ことがありました

ちょっと抽象的な表現になってしまいましたが、要は何が言いたいのかと言いますと、

あなたの努力に「自己陶冶」という”最良の努力”を入れてほしい

ということです

×なるべく「負荷」がかかるものは避ける
〇鍛錬・陶冶は「むしろ」素晴らしい努力

このようなイメージで行ってみる。ことをおすすめします

理想精神

そして「理想精神」というものも持たなければならない。とおっしゃっていました

☑偉大な理想の人物は誰か
☑その人物に関する書物はあるか
☑自分の目標・願望というものはあるか

なんだかんだで人間というのは、このような「理想精神」というものがないと、力を発揮できない。ということだと思います

なので、自分の力を発揮していくためにも、「理想精神」というものをはっきりさせておこう。という風に思いました

自分なりに…

・・・というような感じで、安岡正篤先生の「青年の大成」から学ぶことができました。

・まずは自分自身にフォーカスをする
・多忙でも工夫して努力をしていくことが大切
・頭が良い=優れた情緒がある。ということ
・自己陶冶は「最良」の努力
・なんだかんだで大事なのは「理想精神」

このような教えを「自分なりに」活用して、そして楽しみながら行っていってください