論語と算盤で…

今回は、渋沢栄一さんの「論語と算盤」で学習をして、印象に残ったところについて…です。

タイトルの通り

「論語と算盤」という、タイトルの通り、とにかく「論語」を学習していくことを強くおすすめしていました。

「論語で十分養える」

「論語を自分の傍から離したことはない」

・・というようなことをおっしゃっていましたが、とにかく「論語」を熟読していこう。という風に思いました

ベストを尽くす

ベストを尽くしていく。というのは、”今”行ってることを懸命に集中して行っていくということです

やるときは「集中」してかつ楽しみながら行っていく。

「あ~あ、あの時はよかったなぁ~」

「あ~あ、この次はどうしようかなぁ~」

・・といったことを、考えながら行うのではなく、「今」やっていることに集中する

「千里の道も一歩から」

という教えもありますが、とにかくコツコツと、一歩一歩やっていくことが大事

誠意を込めて行っていくことも重要。…というようなこともおっしゃっていました



先生

このことは、つまり今自分が置かれている環境・境遇の中でベストを尽くすことが大事なんだ。ということでもあると思うんだよ

少女

ということは、今いる環境つまり現実から目をそらさないことが重要。・・ってことですよね?

先生

そうじゃ。夢や目標・理想というものも大切だけど、だからこそしっかりと現実と向き合う。「真正面」から取り組んでいく。という意識が大事なんだよ

少女

真正面から。。わかりました。自分なりに頑張ってみます

先生

もちろん”完璧主義”になるのはよくないよ。あくまで「快活」な精神で行っていくことが大事なのじゃ。あせらず一歩一歩やっていこう

信念を

「これは譲れない」というところがぜひあって欲しい

…とおっしゃってました

確かに「論語」にも

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

とありますが、なんといいますか自分の「個性」をつぶして、円満になりすぎると、むしろ良くない

・・ということだと思います

大事なのは、自分の「信念」をもって取り組んでいく。ということ

円満になるように、自分の「個性」を封じ込めるのではなく、自分自身の「信念」を持つ。

それぐらい信念というものは大切であるということです

行動を

大いに勉強をしてもらわなければならない

しかし・・

活用しなければ何の役にも立たない

「論語」にも

「口ばかりは嫌いだ」

…というようなことが書かれていますが、やはり知識を入れる「だけ」、本をよむ「だけ」というわけにはいきません

とにかく活用。つまり実践していくことが大事です

そのためには、実践することをチャンスととらえていくのがいいのではないかと思います

読書の中にチャンスが隠されてるのではなく、実践の中にチャンスが隠されている

・・というようなイメージですw

信念をもって実践をしていくことが大事です

自分を…

「自分を大いに磨いてほしいと切望する」

…とおっしゃっていました

しかも、自分をみがく努力によって、いわゆる”自分らしさ”が損なわれてしまうようなことはない。

・・ともおっしゃってました

とにかく「何か」を変えたい。のなら、それは自分を変えるのがなんだかんだで一番の近道になる。と言えると思います

そのためには、まずは学ぶことから始める必要があります。学ぶか学ばないかがになる。というようなイメージです

とにかく「論語」の知恵やすぐれた名著などで学習をしていこう。という風に思いました

楽しく…

「之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず」

要は「楽しく」行っていくことが、なんだかんだで一番重要。というような意味の教えなのですが、渋沢栄一さんも、単に行っていくのではなく自分なりに楽しみながら行っていってほしい。とおっしゃっていました

そのためには

  • 自分なりに工夫をする
  • 完璧主義にはならない
  • プラスアルファの努力をする

…といったことが大事になってくると思います

なので、楽しく行えるように、ただ単に行っていくのではなく、自分なりに工夫をして「快活」な精神で行っていってください

そしてぜひ「論語」も活用していってください。